LEXUS GS350 のポリッシング開始です。
少し手間がかかってしまうブラック、なので十分に手間をかけて作業します。
なので、少し長めの作業時間を頂きました。
手でゴシゴシとWax掛けされたような痕跡が数多く見られます。
深くまで刻まれている傷も極力目立たないように作業してまいります。
LEDやハロゲン、HIDや蛍光灯など色々な光源を角度や光度を変えながら傷を判断していきます。
養生やマスキングも付けたり外したりの繰り返し作業を進めてまいります。
そんな工程を数回繰り返していきます。
ポリッシャーやバフなども数台総出の作業です。
徐々に徐々に。
艶や光沢が甦ってきました。
とても簡単に言えば傷を付けながら傷を除去していく作業のため、
初期の磨き込みも仕上がりに影響が出ますし、最終の磨き込みもしっかりしないとせっかくの下地作業が台無しの仕上がりに繋がります。
終盤は機械が入りにくい細かな個所やパーツのつなぎ目など細かい箇所もチェックしていきます。
完成は間近です。
今回はあえて深い傷はあまり磨き込みをしないようにしてます。
これからまだ長く大切に乗られていく事を前提に考えた結果でございます。
研磨を施して本来持っている塗装の被膜を薄くしてしまわないようにするために。
オーナー様ご自身が大切に洗車もしてもらえるように。
再塗装と磨き込みの判断基準やその工程や方法などは作業される方の考え方や方針、使用する材料などにより無数に存在します。
そしてそれは勘であったり経験値などであったりしますので幅はまさに無限大です。
当社は入庫いただけるお客様や車屋さんとの相談や打ち合わせの中で進める方針をとっております。
ご予算や希望、困られている箇所、全てバラバラなので。
そんなお話の中で喜んで頂ける手段や方法を作り上げていく、手作業や技術が必要な作業の基本かと思います。